エネルギー事業

ENERGY

地域環境に配慮した
太陽光発電への取り組み。

仙台市青葉区芋沢で建設が進められていた「くじらのメガソーラー発電所」が完成し、2013年2月、太陽光発電が開始された。約3万4900平方メートルの社有地に設置されたソーラーパネル(977mm×1257mm)は1万枚にのぼり、仙台市内では最大の規模となる。

くじらのメガソーラー発電所

概要

所在地 宮城県仙台市青葉区芋沢下野~青野木地内
発電所出力 1,500kW(1.5メガワット)
推定発電電力量 年間約157万kWh【一般家庭約450世帯分の年間消費電力量に相当】 ※1
環境への効果 年間約750トンのCO2排出削減効果

※ 1 : 設備利用率を12% として次式より算出1,500kW×24時間×365日×0.12 (12%)

※左右にスワイプで表組を閲覧できます。

  出力 数量 合計出力 備考
太陽電池モジュール ※ 2 155W 10,000枚 1,550kW 景観に配慮し、黒色のフレームを選定
パワーコンディショナ(PSC) 500kW 3台 1,500kW 無効電力の供給により系統電圧の変動を抑制
変圧器 ※ 3 500kVA 3台 1,500kVA  

※ 2 : 太陽電池モジュールは、ケーブルやパワーコンディショナでの電力損失を考慮して、パワーコンディショナよりも総出力を大きくしております。

※ 3 : 変圧器は、パワーコンディショナから出力する無効電力の送電を考慮した出力としています。

環境を考え、景観に配慮しました。

くじらのメガソーラー発電所の太陽電池モジュールは周囲を構成するアルミフレームに黒いフレームを選定しました。

これにより田園地域や里山に調和した落ち着いた色調を実現し、周囲への環境配慮を行っています。

太陽電池モジュールの設置角度

くじらのメガソーラー発電所の太陽電池モジュールの設置角度は、敷地面積と発電電力量とのバランスを考慮し、10度としています。

また、前列の太陽電池アレイの影が後列に影響を与えないように配置を行っています。

パワーコンディショナについて

パワーコンディショナは、太陽電池が発電する直流電力を一般家庭で使用する交流電力に変換する装置です。

くじらのメガソーラー発電所のパワーコンディショナは、太陽電池の発電能力を最大限に引き出す「最大電力点追従機能」と、日照の変化による出力変動での電圧変動を抑制する「無効電力供給機能」を内蔵しています。