HASHIMOTOTEN DIGEST OF HISTORY 写真で見る橋本店の歩み

地域に長く愛される、確かなものづくり。私たちの原点はいつもここにあります。

様々な時代に花開いた先達たちの夢とチャレンジ精神が
今尚、橋本店の礎を支えています。

1879

写真提供/宮城刑務所

1879

宮城集治監(現 宮城刑務所)

1878(明治11)年に創業者である橋本忠次郎が、前身の「橋本組」を興し、
請け負った初めての建築事業。洋風建築の先駆けであり、その特徴的な外観から地域の人々に「六角大学」「六角塔」と呼ばれ、親しまれた。老朽化と行刑理念の変遷に伴い、1973(昭和48)年、惜しまれつつ解体撤去された。

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1907

1907

室蘭喇叭山切取工事

当社が北海道進出後に請け負った日本製鋼所室蘭製作所の土木工事。

日露戦争の勝利を背景に政府は国産の戦艦や巡洋艦製造を企図。室蘭港に面する崖地に大規模な製鉄所を建設することとなった。当社は全国から1700名ほどの作業員を集め、岩山の掘削や軽便線路の整備にあたった。難航を極めた大工事は人々を圧倒し、後に鉄のまちと呼ばれる室蘭発展の礎を築いた。

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1909

1909

室蘭仏坂トンネル(室蘭本線)

日本製鋼所室蘭製作所の土木工事と同時期に、当社が手がけた室蘭本線の仏坂トンネル工事。室蘭港が活況を呈していた当時は、上り・下りのそれぞれにトンネルを設けた。後に改修工事を経てコンクリート施工となったが、1線は現在も使用されている。

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1920

1920

折渡トンネル(羽越本線)

当社が手がけた日本初のシールド工法によるトンネル工事。

茶筒状に組み立てたシールドをジャッキで押し進めながら内部前方を掘削し、
後方を煉瓦や石材で構築するこの工法は、未経験だったこともあり難航を極めたが、後に請け負うこととなる数々の鉄道隧道工事の礎となった。

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1937

1937

大橋

大橋は仙台市内を流れる広瀬川に架かり、市街地から仙台城跡に通じる橋である。

初代は江戸時代初期に伊達政宗によって造られ、明治時代にはモダンな鉄橋に架け替えられたが、老朽化などを理由に1937(昭和12)年当社が架け替え工事を受注。

美しいコンクリートアーチ橋として生まれ変わった。

2015(平成27)年には耐震補強などの補修工事を行い、築造当時の姿に蘇った。

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2007

2007

せんだいメディアテーク

仙台市の複合文化施設・せんだいメディアテークの新築工事は、熊谷組、竹中工務店、安藤建設、当社によるJVで受注。全面ガラス張りの外観や複数の鉄骨をよじって束ね、柱としたチューブシャフトなど、斬新な手法を取り入れた建築は、国内外から多くの見学者が訪れるまでになり、建築ブームのきっかけとなった。

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2007

2007

駐日大韓民国大使館韓国文化院

駐日大韓民国大使館韓国文化院は、文化交流を通じ韓日友好を促進する韓国の施設。2006(平成18)年に当社が請け負った駐仙台大韓民国総領事館の新築工事が高評価を受け、同院の建設を託された。2年に満たない工期や建物の規模、構造、デザインすべてにおいて高度な技術力と特殊な対応力が求められ、工事は困難を伴ったが、2009(平成21)年無事に完成した。

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2012

2012

くじらのメガソーラー発電所

世界的な石油資源枯渇に対する不安や、東日本大震災後は再生可能エネルギーに注目が集まったことを受け、仙台市青葉区芋沢の社有地に出力1500キロワットの大規模メガソーラーを着工した。設置環境整備に配慮し、当社のシンボルマークにちなみ「くじらのメガソーラー発電所」と名付け、2013年2月19日に発電をスタートさせた。

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2012

2012

仙台市地下鉄東西線仙台駅

仙台市の高速鉄道東西線は、仙台市西部の八木山動物公園から東部の若林区荒井を結ぶリニアモーター式地下鉄路線。当社が共同企業体方式で受注した工事は、荒井トンネル工区、仙台駅をはじめとする地下鉄駅工区、荒井車輌基地管理棟などである。地下水位や地盤強度などの問題点も多かったことから、模擬実験や試験施工を重ね、施工は慎重に進められ、2015(平成27)年12月に開業した。

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2013

2013

気仙沼大島大橋

気仙沼湾に位置する大島は、本土との交通機関が船舶のみで、住民の利便性の向上や救急医療の確保などの観点から長年に渡り架橋の整備が求められてきた。当社は浦島一号・二号トンネル、乙姫三号・四号・五号トンネルと付帯道路を、架橋本体は下部工事をJVで受注した。アーチ橋の架設工事は2017(平成29)年3月、20日間あまりをかけ、5回に分けて行われ、2019(平成31)年4月に開通した。

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夢はかぎりなく続いている。
時代によって夢は変わるが、夢見ないかぎり、夢は実現しない。
夢が実現した時には、既に未来の夢が私たちの中に生まれている。
これからも、明日への道をみんなで歩みます。

夢を追いかけて

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