土木部 工事課伊藤 和輝

多くの協力のもと、
一丸となって工事を遂行

私は土木工事の現場で現場代理人兼監理技術者を務めています。作業の品質や工程の管理、原価管理、安全管理などを行う施工管理職において、現場代理人は現場の代表を担います。監理技術者とは、日本の建設業において現場の技術水準を確保すべく配置される技術者のことです。
現在は、宮城県大和町で吉田川床上浸水対策特別緊急事業 綱木堰工事の所長として現場を管理しています。たくさんの方々の協力のもと、一丸となって工事を進めています。

地元の復興のため橋本店に中途入社

大学卒業後は東京の大手ゼネコンに勤務していましたが、入社一年目の3月に東日本大震災が発生。私の出身地である東松島市も甚大な被害を受けました。
メディアに映し出される変わり果てた故郷の姿を目にし、地元に帰り、復興に携わりたいという思いが次第に強くなっていきました。橋本店が数多くの復興工事を請け負い、友人が勤めていたことから2012年4月に中途入社。
2017年の亘理町の荒浜漁港防潮堤災害復旧工事では、初めて現場所長を任され、一年半の間、手探りを繰り返し、竣工を迎えた時の達成感は忘れることができません。